2007年8月6日月曜日

米原万里の父 (1)

先月、米原万里の父、米原昶(よねはら・いたる)について調べるため、県立図書館へ行った。
1997年に日外アソシエーツが発刊した『近代日本社会運動史人物大事典』にあたってみたい、と思っていたのだが、本県にはなかった。索引を含め5巻からなる大部なものなのだが、中国地方では山口、広島、岡山の県立図書館しか所蔵していない。図書館の資料係は、『回想の米原昶』という書籍が2階の郷土資料の中にあることを教えてくれた。

8月1日、再び図書館へ出かけて件の書を手にした。
タイトルは『回想の米原昶/遺稿 アルバム 追悼エッセイ 年譜』、企画・発行は「回想の米原昶」刊行委員会。発行日は1982年12月1日。因みに、昶が亡くなったのは同年の5月31日で、73歳だった。
144ページの小冊子ではあるが、巻末4ページの年譜も含めて、良くできている本だ。

とにかく、この本にめぐりあえたことはなによりの幸運であり、収穫であった。

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