2008年2月23日土曜日

おすすめ!『語学はやり直せる!』

昨日は思い出話の方へそれてしまい、失礼しました。
黒田龍之助『語学はやり直せる!』に戻ります。
黒田さんの本は以前買ったことはあるが、読み通すことなく、そのまま書棚に休んでいる。しかしこの本は一気に読了した。軽やかな文体のせいもあるのだろうが、何より中身が面白く、有益。中・高生にもおすすめだ。
全体が六つの章にわかれ、各章に10前後の小見出しがある。

第一章 語学がいっぱい 
どの話もおすすめだが、[●マンガを語学に活かす]では、各国語版のマンガ本がいろいろあることをはじめて知った。(時代遅れの年寄りか?)[●字幕で語学を工夫する][●パソコンのキーボードで覚える語学][●多言語なラジオ放送をインターネットで]などでは、それらでいろんな言語が学べることに驚き、あるいは、ごうなは使用していないが、ワープロソフトの Word を使って英語のようなラテン文字以外の文字もいろいろ入力できることをこれまた初めて知った。
第二章 語学を続けるために
[●大切なのはやめないこと][●語学は時間がかかる][●語学は復習が大切] いずれもごもっとも。分かり切ってはいても、じっくりと読んでみてほしい。
第三章 語学の「常識」を疑う
日本国にはびこっている外国語学習の誤った常識が如何に多いか!!
第四章 理想の語学教師を求めて
[●楽しかった先生① 中学時代のK先生][楽しかった先生② 大学時代のC先生]教職志望をもっていない人はこの二つくらいであとは後日読む、でもいいでしょう。
第五章 語学のプロは修業する
この章も今すぐ読まなくてもいいでしょう。
第六章 たとえば英語学習をやめてみる
最初と最後の小見出しは、[●やめるのは一時的][●再び英語学習を見直す]だから、中・高生諸君も驚かないで。この章全体を読んでも得るところがきっとある。

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