2007年4月16日月曜日

ライフハックス 1

 知的生産の技術という言葉に代わって、最近よく使われるのが GTD やライフハックス(Life Hacks)といった言葉だ。
GTD というのは、アメリカの著名なコンサルタントであるデビッド・アレン(David Allen)の著書、‘Getting Things Done ’(森平 慶司  訳『仕事を成し遂げる技術』)の略称から生まれた言葉だという。意味は訳書のタイトルの通りだ。もっとも、この訳書は Amazon のカスタマーレビューなどでも、翻訳の日本語がひどい、といっている人が多いので、わたしは未読である。

最近、ライフハックス、アイデアハックス、スピードハックス、デジタルハックなどの言葉をタイトルに持つ本が出版されているが、要するにハック hack という言葉が新しい意味をもって使われているということだ。

こういう言葉の概念や具体的な中身について知るのに最適なのは、昨年出版された次の書である。
『Life Hacks Press~デジタル世代の「カイゼン」術~(技術評論社)