2011年5月14日土曜日

当世キーワード(20110514)


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NHKラジオ第1 亀井肇さん(新語アナリスト)の「当世キーワード」による。
1)プラモ女子
長い間、男の趣味とされてきたプラモデル作りや、ジオラマ作りに夢中になっている女性を指していう。
兄弟が作っているのを見たり、アニメに夢中になっているうちに作りたくなって、おもちゃ屋さんや家電量販店などでプラモデルなどを求めるようになっている。
おもちゃ屋さんなどには、店内に制作コーナーを設けていて、専門家が作り方などを教えており、そこで熱心に作り方を聞く女性も増えている。
メーカーもこうした女性人気を見逃さず、従来よりパーツを少なくしたアニメキャラクターのプラモデルを発売したりしている。女性や子どもをターゲットに、組み立て易さや可愛らしさを強調し、売れ行きも伸びているようだ。

2)スポーツ鬼ごっこ
チームで対戦して敵軍の宝を奪い合う遊びのこと。
チームは7人くらいで構成され、赤、白など敵方と区別しやすいような帽子をかぶったり、Tシャツを着たりする。 
コートは縦が25メートル、横が15メートルという基準はあるが、テニスコートやサッカー場などを代用してもいいわけだ。センターラインをはさんで、それぞれの陣地に三角コーンの宝を置いておく。
敵に捕まらないように宝を取りに行って、無事に宝にタッチしたら得点となる。コートの隅の4ヶ所にはセーフティゾーン、いわゆる安全地帯が設けられていて、そこで休むこともできる。相手チームの鬼にタッチされると、自分の陣地までもどる、といった簡単なルールだ。

3)伊達(だて)マスク
視力が悪くないのにメガネをかけている「だてメガネ」のもじりが「だてマスク」。
街を歩いている中・高生たちから若い母親などの間に流行っているファッションで、風邪でも花粉症でもないのに、素顔を隠すためにしているマスク。
中・高生たちは先生に叱られているときに、マスクをしていると顔色が変わるのを見られずにいることができる。顔を隠せて視線にさらされないという安心かがある、といった理由から、マスクをしているというわけだ。
また若い母親たちは外で知人と行き合ったときに、相手より先に気づくことができるので、自分が挨拶したいときには、自分からマスクをとって挨拶する。会いたくない人だったら、相手に気付かれずに、嫌な顔をせずに、やり過ごすことができる、といった理由を挙げている。
マスクをつけ始めると、顔に肌着を付けているような安心感があり、付けていないと、他人から心まで見透かされているような気分になるとも言っている。

4)ローフード
食材に対して熱を加えなかったり、たとえ熱を加えても、48度以下でしか加えない料理法をローフードと呼ぶ。
熱を加えないのは、食物のもっている酵素とかビタミン、ミネラルなどを効率よく摂取するためだが、できるだけ食材に熱を加えない料理法を実行している食生活はローフーディズムと言われている。

5)ランピック
「ランニング」と「ピクニック」との合成語。市街地をゆっくりと走りながら、名所があればそこで眺めたり、おいしい店があれば立ち寄るなど、ピクニック感覚で行うランニング。東京のあるランニング同好会の造語で、隅田川と中央区コース(約12キロメートル)、下町満喫コース(約12キロメートル)、深川水辺コース(約13キロメートル)などをガイドしている。都心部を3時間も走れば観光エリアの何割かをカバーすることができ、週末にはこうしたランナーの姿が都心でよく見られるようになっている。
http://dic.yahoo.co.jp/newword?ref=1&index=2011000223

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