2008年6月2日月曜日

EverNote

Google に、ノートブックという便利なものがある。名前の通りノートとしてメモや文章をなどを書き込むことができる。

なにより便利なのは、ウェブ上の気に入ったサイトがあれば1回のクリックで全部をノートに取り込むことができる。むろん、必要な部分のみを切り取って取り込むこともできる。取り込んだものも自分の書いた文章も、すべてウェブ上に保存されているから、パソコンにファイルを作ったりして保存したり、バックアップを取ったりする必要もない。

ノートは何冊でも作ることができるし、一冊のノートをいくつものセクションにわけて内容を分類整理することもできる。

ただ、残念なことは、現在、このノートブックはインターネットにつながっていなければ使えないということだ(オフラインで使用できるのもそう遠くないだろうが)。



最近、同じような機能をもっている EverNote という便利なものがあることを知った。機能的にはGoogleノートブックとまったく同じといっていい。ただエヴァノートはオフラインで開いたり、書き込みしたりできるので便利だ。



EverNoteで、できることはたくさんあるが、エディタのように文章やメモを書き込んだり、ウェブ上の必要なページを取り込んだりすることができる。



写真01を見てください(写真はクリックすれば大きくなります)。左側の細長い部分が【カテゴリー】欄で各ページの内容の分類を表示(①とする)し、右側の下の部分が普通のエディタなどの新規作成ページにあたる(②とする)。右側上部が各ページのタイトル(③とする)である。



おもしろいのは、新規作成画面が、ちょうどトイレットペーパーを引き出すように一番下に出てくる。ということは一見、さまざまな内容のペーパーが数珠つながりになって不便のように思えるが、さにあらず。

写真02を見てください。②の上の部分にカーキ色のバーがあって、左に荷札のような絵がありますね。これをクリックすると、タグを付ける画面がポップアップする。タグは既成のものの選択も新規作成もでき、いくつでも付けられる。



その隣の錠の絵をクリックすると開いたり閉まったりする。閉めると保存した内容は変更できないが、空けると文字や図を消したり付け加えたり、いくらでも修正、変更が可能だ。

錠の右隣の×印をクリックするとその画面全体を消す(つまり廃棄する)ことができる。



だからこの巻紙は、①でタグを選択、クリックすれば(タグが複数あればそのどれを選んでクリックしても)、③にそのタグの付いているものの目次(タイトル)一覧が提示され、そこでタイトルをクリックすれば、②に、そのページ全体が表示される。

なお、②の上部のカーキ色のバーの右に□が上下に二つ並んでいるが、下の□をクリックすることによって、画面全体を表示したり折りたたんだりする。



最後に、一番便利な、サイトの記事の取り込みについて付言しておこう。たとえば、ウェッブ上のサイトを見ていてある部分の記事を取り込みたいとか、図や表や写真だけを取り込みたいときは、その部分を選択して右クリックすれば、ポップアップの中に「Add to EverNote 」という項目が出ているからそれをクリックすれば選択した部分だけが取り込まれる。

範囲を指定しないで画面上を右クリックすると、写真03のようなポップアップが出るから、「Yes」ボタンをクリックすればその画面のすべてを取り込んでしまう。

写真03


現在、新しいEvernote(noteのnが小文字)が出ていて、オンラインでエディタが使えたり、オフラインでEverNoteと同じことができるようになっているが、現状のままでいい、と思っている。



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