2007年11月5日月曜日

秋の学生野球

先週の日曜日、10月28日は、ごうなにとって暗い日曜日だった。
東京六大学野球の早慶1回戦。3季連続優勝を期した早稲田は慶応の加藤幹投手に完封され、延長12回、0対1で敗れた。

一方、広島市民球場での第109回秋期中国地区高校野球大会の第2回戦で、下関商業と対戦した鳥取西高は、3回1点を挙げてリードしたが、7回裏2死1、2塁で好投手といわれていた小畑投手がホームランを喫し、1対3で涙を呑んだ。

早慶戦は翌29日、2対0で早稲田が勝ち、翌日の第3戦で雌雄を決することとなった。この日の早稲田は打棒おおいに振るって毎回の15安打で7点を奪い、守っては、斎藤佑樹投手が15奪三振、被安打4で初の完封勝利、今季4勝目の好投を見せた。
齋藤の防御率は0.78でリーグ第1位、春に続いてベストナインに選ばれた。1年生選手の春秋連続ベストナイン受賞は2005年の上本博紀(早大)以来2人目、投手では初めてである。
また、早大の田中幸長(4年)は打率3割9分3厘で首位打者となり、本塁打3,打点18で三冠王となった。これは、2001年春期の早大・鳥谷敬(現阪神)以来戦後12人目である。
こうして見てくると、早稲田大学創立125周年を祝うにふさわしい成績であったというべきであろう。

最後に、高校野球に戻ると、昨日(11月4日)の決勝戦は鳥取西を破った下関商と鳥取県大会では3位だった八頭高との間で行われた。延長10回の好試合であったが、4対3で下関商が優勝した。来春の選抜に両校ナインが出場することは間違いあるまい。さて、残る1校はどこであろうか。
八頭高は春の甲子園ははじめてである。健闘を期待したい。
     


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