2008年11月29日土曜日

鳥取を愛したベネット父子 1

書斎の大掃除がなかなか進まない。11月も半ばになった頃、書棚を整理しながら1冊の本を手にして片付け仕事がストップしてしまった。
加藤恭子・編著『ノンフィクションの書き方 上智大学コミュニティ・カレッジの講義と実習』はまの出版 (1998年4月)

裏表紙の見返しの遊び紙に鉛筆で「bk.19980719」と記入している。あゝ、もう10年も過ぎてしまったのか、と驚いた。
この本を読んでいて、この編著者に『日本を愛した科学者――スタンレー・ベネットの生涯』という著書があることを知ったのであった。

このブログの、映画「姿三四郎」1/2回(本年6月29日)で、台風一過の早朝、雨に濡れた鹿野街道を久松山下の堀端の公園へ向かう少年の姿を小説風に描いてみた。
醇風国民学校(現在、小学校)を過ぎて堀端に出るまでの半ばあたりで、県庁や地裁のある国道29号線が鹿野街道と十文字に交わっている。十文字の縦棒を鹿野街道、横棒を29号線とすると、縦棒の上に久松山があり、十字の右下の角に洋風の建物があった。「べネットさんの家」と呼んでいた。
私たちが小学校に入学したのは1941(昭和16)年で、4月1日をもって、小学校は国民学校初等科となり、この年の12月8日、「大東亜戦争」が始まった。べネットさん一家はすでにアメリカに帰国していたが、私たちはその洋風の家をべネットさんの家と言っていた。

そんなわけで、なぜ、東京生まれで早稲田大学仏文出身の加藤恭子さんがスタンレー・ベネットの生涯を書いたのだろうと思ったし、スタンレー・ベネットとは、どんな人物であったか知りたいと思った。
当時、コンピュータを使っていたら、直ぐに検索で調べたであろうが、その時はいずれ図書館にでも行って調べてみようと思っていた。そして、そのまま忘れてしまっていたのである。

今回はただちに行動した。コンピュータでこの本が県立図書館にあることを確かめ、すぐに行ってこの本を帯出した。そして、一気に読んだ。





2008年11月10日月曜日

甦ったEvernote

ウェッブ上の便利なものの一つとして、EverNote をこのブログでとりあげたのは、今年の6月2日だった。やがてEverNoteは使えなくなり、新しくEvernoteとなった。

しかし、これはごらんのような画面でEverNoteと比べて非常に不満だった。(ここで述べているのはすべてフリー版についてである。)





今回やっとEverNoteのような画面で使えるようになった。これを何のためにどのように使うのか、よく考えて「活用」したいと思う。

そのためにとても参考になる記事があったので、タグの付け方もあわせて学習したいと思う。

2008年11月6日木曜日

このブログのラベルのことなど

アルファーブロガーという言葉がある。日本語圏でのみ通用しているらしいが、多くの読者を集め、したがって、かなりの影響力を持っているブログの書き手を指す言葉らしい。英語圏ではギリシャ語でなく、A-list blogger と呼ぶそうだ。こちらは政治的な影響力を発揮するような者を指すようだ。

そういうサイトをいくつか訪れたこともあるが、お気に入りのサイトやブログは別にあって、それらはFirefoxのScrapBook(最近はGoogle Chromeと、どちらにしようか、迷っている)やGoogleのリーダーに登録したりして、頻繁に訪問している。

こういうブログの持っているテーマは明確で、それぞれのブログの性格、特色がはっきりしている。そういう立派なブログに比べて(というのも、おこがましいが)、このブログの内容はあまりにも雑然としている。そんな[らむぶらー]の欠陥を補ってくれるのが、右のサイドバーにある【ラベル】とその下にある【このブログを検索】です。

【ラベル】書籍で言えば、目次や索引のような働きをする。ある意味ではもっと便利だ。たとえば、一番上の「あの人この人」をクリックすれば、いろいろな人物について書いている29のブログが新しいものから一瞬にして並ぶ。実は、このとき、これらのブログの先頭に写真のような「ボタン」が現れるはずなのだが、なぜか「らんぶらー」ではうまくいかない。
写真は「らむぶらー」と同じテンプレートを使っている「MEMO Blog」という非公開のブログである。サイドバーにラベルを作成したらたちどころに、写真のような「ボタン」が出現した。この下線のある「元に戻る」ボタンをクリックするといつもの順番に並び変わる。
なぜ「らむぶらー」ではだめなのか、分からない。両者のテンプレートを比べて点検したいのだが、プリンターが故障しているのでまだやっていない。
(わたしの視力では画面上ではとてもダメ)いずれにしても、インターネットを使って見ているわけだから、Internet Explorerであれ、Firefoxであれ、ツールバーの左端の[戻る]ボタンをクリックすれば瞬時にもとに戻るわけだから、かまわないのだが…。

【このブログを検索】これについては以前記したことがある。たいへん便利で重宝している。以下に写真を載せておきます。

この検索欄の下の方に、大小の文字がたくさん集まっているところがあります。「タグ クラウド」とも呼ばれている。「タグの雲」ですネ。
タグも先程のラベルと同じで、日本語でいえば「荷札」。文字が大きいほど、その言葉を使っているブログが多いということになる。
これらの文字をクリックすると、これらの文字を含むブログが「らむぶらー」以外のブログも含めて検索できる。
この雲の中の文字(タグ)を【このブログを検索】欄で検索していただいてもいいではないでしょうか。

2008年10月26日日曜日

遙けくも来つるものかな

昨日、[Yobi西暦・和暦のカレンダー]というフリーのソフトをインストールした。特に明治以前の年号を西暦に変換するのに便利だろう、と思ったからだ。[西暦→/←和暦]だけのものくらいに思っていたら、特定の過去から今日、現在までの年数・月数・日数・時間数の秒単位までたちどころに出してくる。そこで自分の誕生日を入れてみた。「74年3ヶ月」くらいは日常会話でもあたりまえだが、  

日数にして、27,138日、時間数では、651,312時間

ということになれば、「遙けくも来つるものかな」の思いを抱きますネ。

一夜明けて、早朝のNHKラジオ第1で例の[当世キーワード」を聞く。今回は珍しくカタカナ語がなくて、すべて漢字。いきなり「痛車」ときた。「イタシャ」と読むそうな。

昔歌ったフォスターの「オールド・ブラック・ジョー」じゃないが、オールドミス(これも古いか?)の意味らしい「晩嬢」――こちらは今朝の放送には出なかった。すでにこのタイトルの本になっているようだが、山本貴代さんの【頭の中をそのまま投影】した手帳の中味を雑誌の写真で拝見していた――この言葉と同様、新しい「漢字語」です。「痛車」の方は文字を見ただけではヨミカタもイミもさっぱりわかりまへん。
さて、その痛車のあとは、宇宙結婚式、勝手(買って、じゃないよ)広告、向老学、新卒紹介事業の4つ。みんなウェブ上で検索すれば出てくるはずだ。昨日は「遙けくも……」の思いを抱いたのだから、向老学だけ、ウェブ上のものをそのまま引用しておきます。
向老学 (こうろうがく) -社会 -2008年10月23日 老人になることを肯定し、受容するための学問。人は誰も年をとり、年齢が上がるにつれて老人となっていくことは否定できないことであり、それを受け入れて「いかに老いるか」を生活者の目で探求していく。名古屋の女性グループ「ウイン女性企画」の高橋ますみが提唱したもの。東京大学大学院教授の上野千鶴子によると「向老学とは生きることそのものを老いに向かうプロセスとしてとらえる」ということであり、老いを迎え入れる学問としている。年をとっても自己主張を行い、自分は能力があり役に立つ人間であると主張する代わりに、たとえ社会的価値がなくとも人間としての尊厳が失われないということを探求するための学問である。 [ 新語探検 著者:亀井肇 / 提供:JapanKnowledge ]
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2008年10月22日水曜日

桜土手でのマナー

最後の1本を取り出して空になったパッケージを捨て、吸い終わったタバコもポイと捨てる。
ベンチの前にあるポイ捨て禁止の文字を見ているはずだが....

こうした他人のポイ捨てタバコを拾って歩いている人もときどき見かける。
本当に、頭が下がる。

2008年10月16日木曜日

「手書き」力

和田茂夫『「手書き」の力』(PHPビジネス新書)を読む。
この本のねらいは、24ページにある次の言葉であろう。
私が言いたいのは、「何でも手書き」にではなく、「何でもデジタル」にすることが本当に賢い選択なのか、ということである。
たしかにデジタルの世界はますます便利になってきている。わたしはいまだに所有していないが、たとえばiPodなども、どこにでも簡単に携帯できるし、楽しいだろうと思う。
しかし、急に何かメモをとろうとしたとき、そくざに文字を書いたり図を描いたりするのに、紙と鉛筆ないしはペンほど、手っ取り早いものはあるまい。
すべて印刷された文章に添えられた手書きの言葉が、あたたかさや、その人に対するなつかしさを感じさせるのも事実だ。
手書きにはたしかに「力」があるのだ。文字にせよ、絵にせよ、まことに下手な〈ごうな〉であるが、そう思う。

書斎の本棚にはこの著者の本が二冊ならんでいる。単行本と新書の違いはあるが、この人の本の作り方は同じだ。
各章は、数節から十二、三節で構成され、各節は2~4ページに収まっているし、図も多く、関連のあるページもレファレンスできるようになっている。たいへん親切で、読みやすい。

この本の第3章3節「どんな状況でもメモがとれる方法」で、マネークリップ型や二つ折タイプのサイフに、5×3カードや名刺サイズのカードとミニボールペンを使う(p.99に図)ことを紹介している。

わたしも、30年くらい前、現職時代に、80㎜×165㎜(一万円札より少し大きめ)の用紙の片面に5㎜方眼と「×××用箋」の文字を入れたカードを印刷屋に頼んでかなりの枚数を作ってもらった。これを札入れの中に入れて携帯した。夏の軽装のときには、マネークリップ型の財布にこのカードだけを二つ折りにしてシャツのポケットに入れていた。(若干残っているので、現在も財布に入れている。)
その後、コレクトが紙幣サイズ(76㎜×164㎜)の「情報カード」を売り出したが、紙質も自家製のものより厚めで、縦長に使用すると、片面にだけ9㎜幅の罫が18行分ある。(現在発売されているかどうか、調べていない。)

和田さんの本については、わたしの所有している3冊をこの記事の最後に挙げておくので、Amazon のサイトで見てください。
あと、手帳や筆記具について4点記しておきます。

1)二つ折り財布に紙幣のようなメモ用紙を入れることについて述べたが、その財布に収納できるペンをウェブ上で見つけた。
Sanpo社のWalkie Pen(¥630)。値段も手頃だし、なかなか格好いい。
(↑下線の言葉をクリックすれば、そのサイトに行きます。以下同じ。)
鳥取の文具店にあればいいが...

2)奥野宣之さんの『情報は1冊のノートにまとめなさい』は相変わらず売れ行き好調のようだ。この本を読んで奥野流に入門した人に朗報です。
Campus のA6ノートを使っている人が多いと思うが、そのコクヨS&Tがやりました。その名もずばり、文庫本ノート。70枚で税込価格が¥283。鳥取と松江の人は加藤紙店で買いましょう。消費税は内税にしてくれるから、¥270だ。
奥野さんといえば、「日経ビジネス アソシエ」9月2日号が特集の[ノート術」のなかで、奥野さんを4ページにわたって紹介していた。パソコンで索引を作っている画面の写真を見ると、このブログの「便利なO'sEditor」(6月1日付)で紹介したO'sEditorの[シンプル]という画面で索引を作っている。ちょっとうれしかった(蛇足ごめん)。

3)わたしが現在使っている、もっとも小さなメモ用具をご紹介しよう。まず、メモ用紙の入れ物は、たぶん、どこの100円ショップでも売っている蝦蟇口(ガマグチ)型の印鑑ケース(だと思う)。サイズは、今使っているのを計ってみると、48㎜×90㎜だ。
中に入れる用紙は25㎜×75㎜の付箋紙を30~40枚。な~んだ、とお思いの方もあろうが、このくらいの付箋紙でも小さな文字だと、結構な字数が書ける。

1カ所だけ手を加えることがある。このガマグチを開けて、どんな紙でもいい、高さは付箋紙の幅よりやや大きめ、横は30~40㎜くらいに切って、片側に糊で貼り付けるだけだ。メモを書いた付箋紙を貼り付けて一時保存するためだ。2枚目以上は、むろん、その上に貼り重ねていけばいい。(上の写真をクリックすれば拡大されます)

ペンはゼブラのペンポッドを使う。キャップの先の金具に小さな金属リングか細い紐でリングを作ったものを付ける。ガマグチにはもちろん開け閉めするための口金(クチガネ)が付いている。ガマグチを開けて、一方のクチガネにペンポッドの金属なり紐のリングをかけて閉めれば両者は合体するわけだ。
もう一つのやりかた。ガマグチの底の左右に穴の開いた金具がある。開け閉めするための大事な金具ではあるが、この近くの革(ではないが、らしきもの)をつまんで引っ張れば簡単にはずれる。数㎜の穴が開くが一向に差し支えない。この穴の開いた金具を利用すれば、ペンポッドをぶらさげることができる。
夏、上着を脱いでシャツのポケットが一つしかないときなど、このミニメモ用具は重宝しますよ。

4)調子に乗ってもう一つ。腰リールを使っている方に、和服用の腰リールの提案をしましょう。
若い方は見たこともないかもしれないが、古道具屋かなんかでキセル(漢字では煙管と書きます)入れとたばこ入れ(刻みたばこを入れた)を見つけたらの話です。キセルを入れた竹筒を腰の帯に差し、たばこ入れはその竹筒にくくりつけてぶら下げた。
もうお分かりでしょう。竹筒にボールペンなどを入れ、たばこ入れにメモ帳や付箋紙を入れる、というわけです。
いっそ、格好いい箸入れ(円筒状でキャップをかぶせるタイプもあるよね)を見つけて、これにメモ帳を入れる布製の小袋などをぶら下げてもいいかも。

2008年10月11日土曜日

鳥取駅前に芝生の広場

先週の土曜日(10月4日)、JR鳥取駅へ通ずる幹線道路のひとつ、「太平線通り」に芝生の広場が誕生した。駅前から民藝館通りまで、4車線の道路の東側2車線に、86メートルにわたっって天然芝が敷かれた。

芝広場は横断歩道によって二分されており、駅側が「パフォーマンス広場」、民芸館通り側が「バザール広場」。この広場に隣接したアーケードに面している日ノ丸印刷ビルが「街かど美術館」。さらに「パフォーマンス広場」の西側の車道を隔てた大丸デパートのテラス下が「カフェ広場」と、全体は4つの部分で構成されている。

「バザール広場」ではさまざまな飲食物が販売される。
「パフォーマンス広場」には、北側の端にミニステージがあって、大道芸やフラメンコ、ハワイアンフラダンスなどのパフォーマンスが行われ、観覧者用の折りたたみ椅子が並べられている。

さらに「カフェ広場」には麒麟獅子と猩々、民藝館通りの曲がり角、ヲサカ文具店前には龍の砂像があって、鳥取駅前の風紋広場に以前から作られていた城の砂像と呼応して〈街なか砂像ギャラリー〉となっている。

今回の〈鳥取駅前・賑わいのまちづくり実証事業〉は国の「地方の元気再生事業」に採択され、約2,600万円の事業費は全額国が負担するという。
2日目の5日・日曜日はあいにくの雨だったが、その後は13日の最終日まで天気は良さそうである。

あとは、あいかわらずの下手な写真でご覧いただきたい。最後の写真以外は初日の4日午後に撮ったものである。
                  ↑ 天然芝を敷いたパフォーマンス広場。

               ↑ 鳥取駅前、風紋広場

                ↑ 風紋広場にある城の砂像

               ↑ ヲサカ文具店前の龍の砂像

                  ↓ 大丸前の麒麟獅子と猩々の砂像
                    (10/7 ケータイで。)



2008年9月28日日曜日

便利なタンブラー

Tumblr. (タンブラー)という、たいへん便利でおもしろいものを見つけたので、ご紹介する。
インターネット上で見つけた興味深い記事や写真などを自分のコンピュータに取り込んだりするのは、だれでも日常的にやっていることだ。そんな作業をいとも簡単にやって、しかもそれをウェブ上に保存できるのだ。さらに、それをミニブログのようにして公開することもできる。
もっと具体的にいうと

1.テキスト:エディタなどで文章を書くように、自分で好きなことを書く。
2.写真:自分の写したものでも、ウェブ上にあるものでもいい。
3. 引用:(あとで具体的に紹介します。)
4.リンク
5.チャット
6.オーディオ
7.ビデオ:「ユウチュウブ」もOK。

ここでは「引用」について、少し具体的に述べる。

いわゆる「コピー&ペースト」でもいいが、上の写真のように、「Share on Tumblr」というボタンを「お気に入り」か、ツールバーに、ドラッグ&ドロップして設定しておく。
コピーしたい範囲を選び、このボタンをクリックすれば、下の写真の画面がポップアップする。
次に、この中の左下にあるボタン「CreateQuote」をクリックすれば、引用しようとしている画面からまったく移動しないで、引用部分をTumblr.に貼り付けることができる。

「らむぶらーの拾いもの」と名づけたTumblr.をつくり、上記1~3をアップしてみた。次のアドレスをクリックしてみてください。今後は、ウェブ上の「いいもの」を拾い集めて、展示したい。
       http://gauna.tumblr.com/

興味のある方は、わたしが参考にした――いや、教えていただいたサイトをふたつ、ご紹介するので直接そちらを訪問してください。
       http://blog.overlasting.net/2007-05-12-2.html

       http://ascii.jp/elem/000/000/027/27335/index-2.html


2008年9月25日木曜日

巨人軍の選手はお気の毒

セリーグの優勝争いが混沌としてきた。阪神フアン(不安?)としては、気が気ではない。
それにしても、テレビはもちろん、ラジオでもほとんどが巨人戦の実況で、阪神がどうなっているのか、途中経過が入るのをいらいらしながら待っている。だから、テレビやラジオなんか見たり聞いたりしないで、もっぱらPCで【阪神タイガース公式サイト】ばかりを5分おきくらいに見ていた。それが最近まで1ヶ月近くもPC故障で不可能になったのだから、つらかった。

亡くなった吉村昭が「家内と野球」という短いエッセイを書いている。言わずもがなだろうが、奥さんとは、作家、津村節子である。

彼女は、長嶋がよく打つ、と聞けば、それならその人につづけて打たせれば、と言ったり、捕手は守っている選手の中で一人だけ反対方向に向いているから敵のチームなのね、と言ったりするほどの野球音痴だった。
 放映されるのは、ほとんど巨人戦で、それに気づいた彼女は、こんなことを口にした。
「巨人は毎晩のように試合をしていて、他のチームはその間、休んでいるのね。巨人の選手は休息もとれず気の毒だわ」
 たしかに、そのように考えるのも無理はない。
「巨人軍のファンが多いので、放映するだけなのだ。他のチームも、それぞれ試合をしている。決して休んでいるわけではない」
 野球をテレビで観ている時、彼女が質問すると、思わず身がまえる。しかし、質問が新鮮で、どのように答えるか、それが楽しい。
(後掲書、pp.80-81)

いい夫婦だったんだなあ。

2008年9月23日火曜日

仙崖和尚曰く

1ヶ月近く、PCをDELLへ修理に出している間に、何年間も手を付けていなかった書斎の大掃除を始めた。年末まで3~4ヶ月かけてやらうという遠大な計画(!?)を立てた大掃除だ。ほぼ毎日、少しずつ、しかし徹底的にやろうというわけだ。
書棚を中心に残っている古い書類や日記類のチェック、雑誌や書籍のチェック――のんびり、ある意味では楽しみながら、やっていこうというわけだ。

そんななかで手にした1冊の本。ちょっと開いた第1章の最初の両ページで、目に飛び込んできた仙崖和尚と北斎の言葉。
六十歳は人生の花
七十歳で迎えがきたら「留守」と言え
八十歳で迎えがきたら「早すぎる」と言え
九十歳で迎えがきたら「急ぐな」と言え

葛飾北斎は七十三歳で「富嶽百景」を描いたとき、その前書きで「九十歳にしての奥意を究め、百歳にして神妙ならん、百有十歳にして一点一画にして生きるが如くならん」と自分の志を語っている。人生において「志を立てるのに遅すぎるということはない」(ボールドウィン)というのは本当だ。
(p.24)

川北義則『逆転の人生法則 目からウロコが落ちる89の視点』PHP1991年6月

2008年9月21日日曜日

ことば拾い:アラカン

8月24日の日曜日の朝、例のNHKラジオ第1の「当世キーワード」を聞いていて、驚いた。「アラカン」という言葉が出てきたからだ。

わたしたちより年齢がかなり上であっても下であっても、「アラカン」と聞けば思いだすのは、そう、「鞍馬天狗」の小父さん、嵐寛壽郎(あらし かんじゅうろう)だろう。ウェブ上にたくさんの記述があるが、ウィキペディア(Wikipedia)にこんな風に書かれている。

1903年12月8日ー1980年。本名、高橋照一。
300本以上の映画に出演した、戦前映画界の大衆のヒーロー。剣劇王阪東妻三郎には三歩下がって道を空けたが時代劇の大剣客スターである。
不世出の天才監督、山中貞雄に活躍の場所を与えた点でも記憶される。通称アラカン。従妹に女優・森光子。

まことに痛快というか、愉快な人物で、
竹中労『鞍馬天狗のおじさんは-聞書アラカン一代』(ちくま文庫)を読むと、アラカンの声が聞こえてくるようだ。この本は『新・代表的日本人』佐高信編著(小学館文庫)も取り上げている。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4094033017/qid%3D1018234885

http://www.amazon.co.jp/gp/search?search-type=ss&index=books-jp&keywords=%E5%B5%90%E5%AF%9B%E5%AF%BF%E9%83%8E&__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A
ビルマ(現在のミャンマー)にはアラカン州があり、アラカン山脈もあるぞ。第二次世界大戦で、日本軍は東からこの山脈を越えて攻撃し、西からまたこの山脈を越えて敗走した。武器、弾薬も乏しく、飢えと病に悩まされた兵士たちはこの世で地獄を味わう悲惨な歴史を遺している。

さて、今の世に流行するという「アラカン」は、いつか取り上げた「アラフォー」の二番煎じの「アラ還」で、還暦前後の年齢者を言うそうだ。
ばかばかしい。

2008年9月20日土曜日

おわび

去る8月26日の朝、とつぜんコンピュータが故障してしまいました。
今日やっと修理が完了して、使えるようになりました。
一両日の内にブログを再開しますので、よろしくお願い申し上げます。

2008年8月13日水曜日

縦書きで書く・読む

パソコンを使って文章を読み書きするとき、横書きが当たり前になっている。しかし、読む世界では縦書きが依然として圧倒的に多い。新聞、雑誌をはじめ、本屋や図書館にある本はほとんどが縦書きだ。
もちろん、パソコンの世界でも、縦書きの文章を書いたり読んだりできる。ここでは二つのソフトをご紹介する。

パソコンで文章を書くとき、軽快に使えるのはエディタと呼ばれるソフトだ。たくさんのエディタがあるが、ほとんどのソフトが横書き用である。縦書きもできるのは非常に少ない。高機能なものでは〈QX〉などがあるが、これは2,900~3,150円のシェウエアである。今回はフリーウエア(無料)の〈ヴァーティカル・エディタ(Vertical Editor)〉をご紹介しよう。
写真(クリックすれば大きくなります)を見ていただきたい。このブログの6月29日付 映画「姿三四郎」1/2 の最初です。
400字詰め原稿用紙になっているが、むろん、普通の縦書き表示も可能だ。
第1行に注目してください。冒頭の「一九四三(昭和18)年」の部分です。
縦書きの文章のなかで「18」という半角2文字の算用数字が1字として表示されている。これは「縦中横(たてちゅうよこ)」と呼ばれている便利な表記だが、こういうことができる。
今、「縦中横」の読み方を(たてちゅうよこ)と記したが、普通のエディタでは、いわゆる「ルビ」を振ることができないからだ。ルビなら、横書きでは漢字の上に、縦書きでは漢字の右横に、読み方を表記できる。
このエディタではルビを振ることができるのは、ご覧の通りだ。もちろん、この二つのことは最初に名をあげた〈QXエディタ〉などでも可能だ。しかし、ルビにしてもやり方がずっと簡単だし、エディタ上でただちにその結果を目にすることができる。こんなエディタが無料で使えるのだから有難いことだ。

もう一つはリーダー。これもいろいろあるが、無料の〈ブックビュー〉を紹介する。自分の書いた文章でも、コンピュータの中のファイルをまるで本を読んでいるように読むことができる。
写真を拡大してみてください。本を読んでいるような感覚で読むことができます。縦書き、横書き、どちらの様式でも可能だが、やはり縦書きで読みたいですね。ルビの位置が今ひとつの感があるが、まあいいでしょう。左右のページの下にある数字をクリックするとページがめくれる(写真ではダメですが)。



どちらのソフトも、下記のように、ベクター(Vector)で入手できます。

VirticalEditor:http://search.vector.co.jp/search?query=VerticalEditor
ブックビュー:http://search.vector.co.jp/search?query=%83u%83b%83N%83r%83%85%81%5B


2008年8月3日日曜日

残念、鳥取西高

昨日の朝9時半頃、甲子園大会開会式の入場行進で、鳥西チームの選手たちが正面中央を通過する姿をわが家のテレビで見た直後、鳥取駅へ向かった。
駅南で待っていたバスに乗車して10時に、甲子園へ向け出発。
鳥西高生を中心とする学校応援団や関係者を乗せたバス、19台は久松山下、堀端から出発した。われわれ一般人のバスは5台だった。人数にして千人くらいか。むろん、その上に関西地区を中心とする卒業生たちも加わる。

第1試合の駒大岩見沢―下関工の試合が長引いたので、第2試合以降も開始が大幅に遅れた。

同行者の多くは、継続中の第2試合を見るためにフリーの外野席へ入っていった。わたしは、独りで場外にとどまり、球場の周辺やそこを行き来する多くの高校生たちや一般人を観察しながら時を過ごした。

第三試合の鳥西を応援する長い列が1・2号入場門の入り口から消えた後に、
1号門から1塁側アルプススタンドに入った。グラウンドでは、両チームの選手たちがホームプレートをはさんで挨拶を交わすところだった。日は大きく傾き、一塁側スタンドは日陰になっていた。三塁側は日光をいっぱいに受けて、華やかな木更津総合の応援団がスポットライトに照らされているようだった。
アルプススタンドを上下に二分する通路を前にした最前列の端に、学校側のバスで来ていた同期生の中井晋野球部後援会長がいて、隣で応援することにした。

試合の経過については、ここに詳しく記すまでもあるまい。1回の裏に1点を先取されたが、文字通り中盤の5回表に、主将の小幡がレフトにホームランを打ち込み同点とした(これが本大会、第1号であったことは、翌日の新聞で知った)。8回の裏に4点を取られたが、成り行きというものだ。敗れたのは残念だが、いい試合だった。

団体バスの停留所まで、40分余の道を敵味方の応援者が入り乱れて歩いた。「23回も出てる学校に勝ったんだから…」年配の小母さんの声が後ろから聞こえた。横を歩いていた男子生徒に「バスでどのくらいかかるの?」と尋ねたら「7、8時間ですね」という答えだった。

鳥取駅に着いたのは、11時をかなり過ぎていた。いささか疲れた。










2008年8月2日土曜日

いよいよ、今日から甲子園

いよいよ、今日から甲子園で高校野球の熱戦が始まる。
第三試合の鳥取西高対木更津総合にあわせて、午前10時出発の応援バスで甲子園へ向かう。
右のサイドバーにも、応援メッセージを添付した。

2008年7月28日月曜日

ことば拾い:アラフォーの女、他

アラフォーの女
「日経ビジネスオンライン」(NBonline)を講読している。
どうして、ごうなのような無職のじぃじぃ(GG)がそんなものを読んでいるの?――と不審に思う向きもあろうから一言弁明しておくと、結構年寄り向きの記事もあるんです。書評欄もいい。今朝も「毎日1冊!日刊新書レビュー」欄で【みんな、自分の話がしたくてしょうがない~『煩悩の文法』定延利之著(評:三浦天紗子)】という、ちくま新書を紹介していて、面白そうだから、今度本屋で手に取ってみよう、と手帳にメモした。閑話休題。

三日四日前、この「日経ビ―――」で、[白河桃子の「“キャリモテ”の時代」]というシリーズ物をなにげなくのぞいてみて驚いた。アラフォー女性・エコ王子・草食系男子・三高女子……、なんじゃ、こりゃ!?
ようするに、終わりに近づいてきたらしいTBS系のテレビドラマを見ていれば、直ぐに分かる言葉らしい。

ここでは、「アラフォー」という言葉を取り上げてみたい。「アラウンド・フォーティ=around forty」で「40歳くらい」あるいは「40歳前後」くらいの意味に使っているらしい。
なにもカタカナ語を使う必要はない。なによりも省略のやり方が、乱暴で無神経だ。around をアラ(about をアバ)なんて、わかりっこない! さらにかりに数字だと分かっていても、フォーと言えば4しか意味しない。fourteen も forty も意味することはできない。
調子に乗ってアラサーもできてるらしいが、このサーもさぁ、13か、30か、さぁ、わからねぇ。
日本語も省略の「高三女子」や「中一男子」は分かるが「三高女子」は分からない。GGなどは、昔の第三高等学校に男装の女子学生が潜り込んでいたのかとおもったりする。

昨夜、阪神は中日に4-6で敗れたが、夜10時台のNHK総合の〈サンデースポーツ〉が絶好調阪神の下柳、矢野、金本の3選手を特集していた。その中で女性アナが「阪神タイガースのアラフォー・トリオ!」と叫んだ。
これは、まあ、う~ん、許せる!

「購読」と「講読」
前項の最初の一文を見ていただきたい。「講読」という言葉を使っている。国語事典を引けば、「講読」とは「書物を読み、その意味・内容を解説したり、論じたりすること」と書かれている。
「購読」とは「書籍や新聞・雑誌など買って読むこと」である。
GGは、PCを使い始めてから、この「こうどく」という言葉にいつもこまっている。たとえば、次のサイトにこうある。 
 http://homepage2.nifty.com/datey/koudoku.htm

メイルマガジンを講読するって?

最近、本当にあった話を、ちょっとアレンジして書きます。
私が参加しているある会から来たメイル(A)と、それへのわたしの返事(D)のやりとり。

(A)このたび本会では会員にメールマガジンを発行しますので、講読してください。
(D)はい、購読なら有料でしょうから、購読料はいくらでしょうか。
(A)貝ヘンの「購読」ではなく、ゴンベンの「講読」ですから、無料です。
(D)「購読」のお書き間違いと思いましたので、お尋ねしました。失礼をお詫びします。
しかし、「講読」とは、それを読みながら講義をすることですから、そのマガジンは「講読」するほどのレベルの高い内容なのですね。それが無料ならば喜んで配信を受けましょう。
(A)「講読」とは、インタネット慣用語で無料購読のことをいいます。(この文の強調は、引用者)

思うに、英語の 動詞 subscribe 、名詞 subscription に両義があるために、現状のようなことになっているのだろう。
いずれにせよ、購読料なり、有料と明記されていないかぎり、無料であると判断して、必要な記入事項などを書き込み、申し込んでいる。

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2008年7月27日日曜日

今朝の「当世キーワード」から

今朝のNHKラジオ第1の「当世キーワード」から二つ。

【少人数婚】【少人数ウェディング】ともいう。大金を投じて,高級ホテルの宴会場に多数の客を集める披露宴のばかばかしさを反省し、来客の負担をおもんぱかってか、と思ったが、必ずしもそうではないらしい。
レストランを借り切ったり、邸宅風バンケット(晩餐会)だったり、ホテルの特別ルームを使用したり、非日常を楽しむリゾートウェディングや二部制ウェディング等々、招待客の人数は減っても負担は増加する傾向もあるらしい。

【夫婦別寝】これまた【夫婦別床】ともいう。ダブルベッドをシングルに替えることではない。互いに別室で寝ることを指す。
これは合理的だ。互いのイビキや寝言にわずらわされることもなく、ふと目覚めて眠られず、ラジオの「深夜便」を聞こうが、スタンドをつけて読書しようがたがいに迷惑をかけるわけじゃない。
NHKの大河ドラマ「篤姫」が若い女性を中心に大人気で、「家定を死なせないで!」と無理なことを言う者もあるらしい。まあ、大奥なんて、最高の夫婦別寝かも。



2008年7月25日金曜日

相手は決まった、木更津総合だ!

鳥取西高の相手が決まった。今日、東千葉代表となった木更津総合高校だ。東海大望洋を2―0で破って、5年ぶり2回目の夏の甲子園出場だという。明朝の新聞は、23回目出場の古豪対新鋭の対戦などと書くかも知れない。

asahi.com の[高校野球]のサイトによれば、3人の投手がそれぞれ任務を果たし、攻撃面では平均打率3割7分を越える強力打線だという。

鳥西も、小幡、鈴木、壱岐の3投手を擁し、チーム打率は3割6分6厘、1試合平均の得点は8.6点。恐れることはない。堂々と勝負し、初戦を勝利してもらいたい。

鳥西では、今日、全校生徒が参加して野球部の壮行会が行われた。
8月2日は、甲子園で応援するぞ!!






2008年7月23日水曜日

鳥取西高、甲子園へ!

やったぞ、鳥取西高、3年ぶりの快挙!

第90回全国高校野球選手権記念鳥取大会最終日の7月21日、鳥西は鳥取城北を2-1で降して、3年ぶりに23回目の優勝をかちとり、甲子園へ駒を進めることとなった。

今年の県大会は、倉吉市営野球場で4月12日に開幕した。昨年秋の大会では準優勝しながら今春は初戦で敗退して、シードもされなかった鳥西は、14日の1回戦で日野を12対0(5回コールド)、16日の2回戦で米子工を8対0(7回コールド)、17日の準々決勝で境高を8対1(8回コールド)、18日の準決勝では東部地区の4校が残り、春の優勝校、鳥取商に13対6で圧勝した。

雨で一日延びた決勝戦は、今春の選抜で健闘した八頭高を準決勝で5対0で破った鳥取城北との対決となった。エースの木島はすべての相手チームを無得点にシャットアウトしてきていた。
試合は1点を争う投手戦となった。6回の裏1点を先取された鳥西は同点となるスクイズに失敗して得点できないまま、9回の表の最後の攻撃となった。3番鈴木、4番壱岐の連続ヒットで1死1、3塁、一打同点のチャンスにキャプテン小幡の一打は左中間2塁打となり逆転。
今大会全試合に登板した鳥西の鈴木は9回裏の城北の攻撃をぴしゃりと押さえて甲子園への夢を実現させた。

今年の甲子園での全国大会の組み合わせ抽選は日程の関係で各地の決勝戦直後のグラウンドで行われた。
決勝打を打った小幡がキャプテンとして選んだ札は5番だった。相手校は不明であるが、大会初日の第3試合になった(この予定は変更されることもあり得る由)。






2008年7月17日木曜日

ことば拾い:チンプンカンプン

古い手帳を整理していたら、あるページに目が留まった。日付は1995年4月17日である。

場所は市内の弥生町にある〈渚〉というバー。カウンターでひとり飲んでいると、マスターがある植物を目の前において「これ、知っとられるかな?」と、笑いながら言った。
「あゝ、チンプンカンプンだ!」
「そうです。そう言ようりましたなァ。槇(マキ)の実です。」
マスターはわたしより二つ三つ年上だが、同じ世代といっていい。この実を見るのは、この時から数えても半世紀ぶりだった。

当時、醇風国民学校の正門は、鹿野街道に面しており、門を入ると校庭がひろがっていて、校舎は左手にあった。校門からまっすぐ校庭を横切ると校地の境になっている生け垣だった。現在の講堂と玄好町の間にある道路のあたりだ。この生け垣にチンプンカンプンの木が何本も植わっていた。

ひところ、団子三兄弟という歌が流行ったが、倉吉の土産物の打吹団子を知ってる人はそれを思いだして欲しい。ただし、団子の大きさはせいぜい大豆くらいである。団子の色はそれぞれ違っている。
こんなことを書き連ねても読者にチンプンカンプンをイメージしていただけないだろう。写真を見ていただくのが早いことは承知の上で、そうしたのは、わたしの記憶の中ではそうだったからだ。
では写真を見ていただこう。写真のアドレスもご紹介して、御礼を申し上げたい。まずは、打吹団子。
http://www.kouendango.com/history.html
続いて、マキの実の写真2枚。このサイトには9枚の写真があるので、ぜひ訪問して、ご覧下さい。

http://www.hana300.com/inumak1.html

ご覧の通り、「団子」は二つだったのだ。上が実(種)で、下が果托とか果床と呼ばれている部分で、これを食べると甘みがあるという。(食べたことはなかった。)
なぜ記憶のなかでは「団子」は3~4個くらいだったのか。実際のマキの実は二つの色が成長段階で変わるのだそうだ。色が二種類ではなかったので、記憶の中の実の数が増えたのだろう。

最後に、チンプンカンプンについて。チンプンカンプンとは、変換できないが、辞書にはちゃんと出ている。漢字で書くと「珍紛漢紛」、チンプンカン「珍紛漢、珍糞漢、陳奮翰」ともいう。
[儒者の用いた難解な漢語に擬した造語。あるいは外国人の言葉の口まねからともいう]人の話している言葉や内容が全くわからないこと。また、そのさま。例:「きょうの話はとてもむずかしくてチンプンカンだ。」「ロシア語は全くチンプンカンプンだ。」(『大辞林 第二版』より)
〈渚〉のマスターは、亡くなってしまった。
それにしても、昔の小学生はムヅカシイ言葉を知ってたんですねえ。