さて、現在このハックスという言葉をタイトルに含む本が続々発行されている。わたしの目についたものを列記してみる。
- 大橋悦夫・佐佐木正悟『スピード ハックス 仕事のスピードをいきなり3倍にする技術』日本実業出版社
- 佐々木正悟『ライフハックス―鮮やかな仕事術』MYCOM新書
- 原尻淳一・小山龍介『IDEA HACKS! 今日スグ役立つ仕事のコツと習慣』東洋経済新報社
- 館神龍彦『デジタル・ハック 仕事のパワーを10倍アップするパソコン術』中経出版
- 『ネットでライフハック 仕事をらくらく片付ける超便利ウェブツール』インプレスR&D
最後に挙げたのは著作というより、題名にあるように、ウェブ上にあって誰でも簡単に自分のパソコンに取り込むことのできる便利なツールを紹介しているものだ。
これらの著者の生年は、原尻(1972-)佐々木(1973-)大橋(1974-)小山(1975-)である。田口さん、館神(たてがみ)さんは、3冊以上の著作があるが、生年はわからない。しかし、写真を見るとやはりお若い。
著作はなくてもさまざまなソフトをつくって、パソコンユーザーに多大な恩恵を与えてくれている人たちが大勢いて、多くは若い人たちであることは間違いあるまい。
ここでもう一度、「知的生産の技術 3」でわたしが引用した『私の知的生産の技術』(pp.18-19)の梅棹の言葉を思い出して欲しい。
いまや、梅棹の予想を超えて、日本のみでなく、全世界的に、自宅や職場で、知的生産の技術やGTDやハックスが日々生まれ、広がっていっている。
ごうなのおすすめ本棚 1
IDEA HACKS! 今日スグ役立つ仕事のコツと習慣
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