綴り方、作文、手紙、レポート、報告書、卒論、多様なジャンルの文学的作品などなどの書き方―とにかく、おびただしい種類と数の関係書が発行されてきている。むろん、それらの書籍のなかには、いわゆる「落陽の紙価を高めた」ものも、十指に余ると言ってよかろう。
この種の本(とは言えないかもしれないが)の中で、もっとも衝撃的なデビューをしたのが
梅棹忠夫『知的生産の技術』岩波新書
であった。
この本の「まえがき」に書かれているように、もともとこの内容は岩波書店のPR誌「図書」に、1965年4月から1969年にかけての間に前後11回にわたって連載されたもので、その都度読んでいた。新書として発行されたのは、1969年7月21日。
同書への書き込みをみると、25日に購入し、その日のうちに読了している。
ここで中身に触れる必要はないと思う。
とにかく中身はもちろん、「知的生産」、「技術」という言葉が新鮮で、衝撃的であった。
0 件のコメント:
コメントを投稿