わたしの古いブログ「映画『わかれ雲』2」を読んでいただいた、小林大二さんという方から、このブログのなかの下記の部分について、
「小淵沢は信州ではなく、山梨県北巨摩郡(現在は北杜市)です。国鉄小淵沢駅周辺でロケをしてます。 」
と、あやまりを指摘していただいた。
次の引用文中の赤字の部分である。
この映画を見た日の日記に、当時の「週刊朝日」に載った批評の全文を書き写している。900字を超えるが、引用する。
スタジオ・8プロダクションの第1回作品。新東宝の芸術祭参加作品だが、独立プロの悲しさに諸事切りつめた無理が目立つ。(例へば殆ど信州ロケで撮りながら、セリフは全部アフレコ、口とセリフが合わない場合多し)そうした技術的方面では東宝の「めし」などに著しく劣る。が、これは四年振りの五所監督作品として珍しいし、また捨てがたい抒情味もある小品である。ラジオ小説から五所、館岡、田中(澄江)が協力脚色し、信州の小淵沢の町のみすぼらしい宿屋、そこに泊まった女子大生、真砂子(沢村契恵子)と村の保健所の青年医師(沼田曜一)の淡い恋を描く。旅で発病した少女は宿の女中(川崎弘子)の看病を受けるが、ヒネクレ娘である。亡き実母を慕い、継母(福田妙子)を嫌う為のヒネクレ根性が医師への思慕と、無医村の実情をを知ることなどで、次第にとけて行く。(→http://wwwgauna.blogspot.com/2007/05/2_02.html)
しかし、このブログを発表した当時はもちろん、現在に至るまで、小淵沢は長野県内だと思っていた。小林さん、ありがとうございました。
当世キーワードはこちらから→http://wwwrambler3.blogspot.com/
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