2011年2月6日日曜日
当世キーワード(20110206)
NHKラジオ第1、新語アナリスト・亀井肇さんの当世キーワードより。
1)ロールキャベツ系男子
ファッションや雰囲気の外観はキャベツのような穏やかな男子に見えるがその中身はハンバーグのように肉食系の男子を指してそう呼ぶ。
カーディガンやシャツを羽織って足元はスニーカーを履いていて優しそうに見えるので、ついつい女性は草食系だと思って近づくことが多いが、いっしょに酒などを飲んでいるとすぐに肉食系に変身してしまうみたいだ。
2)ツィママ
ツィッターママを略してツィママという。同じ頃に赤ちゃんを産んだ若い母親たちがツィッターでゆるくつながりながら、子育てを楽しむのがツィママ。
140字と短く、ケータイからでもできるツィッターは育児や家事に忙しい母親も気軽に楽しむことができるわけだ。
子育て中の母親はついつい孤立しがちだが、ツィッターを使うことによって、子育てなどについての様々な情報を手に入れることができる。
3)モンスターブーツ
外側が毛皮でおおわれたブーツ。怪獣の脚のように見えることが名前の由来で怪獣ブーツともいわれている。
もこもこした毛皮の中から脚が出ているので脚が細く見えるとか、なんとなく可愛らしいといった理由で若い女性から流行が始まり、昨年の冬のあたりから女性たちの必須アイテムとなっているようだ。
また、手持ちのブーツと組み合わせることで怪獣化することのできる毛皮付きブーツカバーも登場しているようだ。
ブーツの形や値段は→http://shopping.search.yahoo.co.jp/search?ei=UTF-8&p=%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%BC%E3%83%84&tab_ex=commerce&view=grid&n=100&slider=0
4)スクリーンツーリズム
日本を舞台にした中国映画とかテレビに登場してくるロケ地を活用して中国人観光客を誘致する活動をいう。
映画に登場した北海道阿寒では、中国からの観光客が2007年度には約400人だったが、2009年度は約1万人と、2年間で約25倍となった。
これほど中国人観光客が増えた背景には2008年に中国で公開された「フェイチェンウーラオ」という映画――主人公の男性が結婚相手を探すために北海道を旅するラブコメディーのロケ地として阿寒湖などが登場していることにあるようだ。
→http://www.okhotsk.org/news/tyuugoku.html
そのほかにも、静岡県などもロケ地を提供して活発に中国人観光客を誘致しているようだが、NHKテレビドラマ「おしん」の舞台となった山形県を訪れる中国人観光客も多いといわれている。
5)ふれあい共想法
亀井さんの新語探検のサイトより引用する。
ふれあい共想法(ふれあいきょうそうほう)-社会-2011年2月4日
心理療法の新しい手法で、昔のことを語り合って脳を活性化する手法を「回想法」というのに対して、現在のことを話して脳を活性化する方法。東京大学人工物工学研究センター准教授の大武美保子が開発している。6人1組で行うことが多く、1人が話す時間と順番が決まっていることが回想法と大きく異なっている。通常は各自持ち時間5分。「説明」と「質疑応答」で計1時間が基本。普通の会話だと話す人と話さない人に分かれがちなので、「みんなが話す」という手法を取り入れた。認知症の人は特に現実の時間についていけなくなる傾向が強いので、共想法で現在の視点を語ることで現実社会に着地させることが目的であるという。会話の時間や順番を決めることで全員のコミュニケーションを促すことを狙っている。参加者各自が写真を持ち寄り、それについて話すという方法をとる。大武は、参加者が事前に写真を準備し、話題を考えるので計画力を養うことにつながると見ている。また、過去の話が苦手な人は現在から入り、現在が苦手な人は過去から入るというような共想法と回想法との組み合わせもできると述べている。
[ 新語探検 著者:亀井肇 / 提供:JapanKnowledge ]
6)星の金貨(りんご)
青森県産業技術センターりんご研究所のサイトを紹介する。
→http://homepage3.nifty.com/malus~pumila/appls/hosi_no_kinka/hosi_no_kinka.htm
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