昨日の午後4時半を過ぎた頃であったろうか、〈ニューオリンズ〉へ行った。
いつものように窓際の席に座って、晴わたった空を眺めたり、手帳を出してメモを記入したりしながらコーヒーを飲む。
ふと、顔を上げた。正面の壁を見て驚いた!
店の名前で分かるように、マスターはジャズ狂である。
階段を上がった正面の厚い硝子のドアと、今いる席の横の大きな窓硝子には、若い頃の Sonny Rollins がサックスを吹いている横顔と、その下に店名のNew Orleans の英文字が描かれている。
ふと、顔を上げたとき、いつもは何もない正面の壁にその横顔と英文字が描かれているではないか!
西に傾いた日の光がつくった壁画だった!(写真1)
自然の作った「傑作」なら、ここにもあるよ、とマスターに言われてカウンターへ行き、また驚いた。
こんな大根って? あるかのかよう!![写真2]
あくまでも一本のダイコンであることを証明するのが、3枚目の写真だ。
この店にはこういう珍品を持ち込む客ばかりではない。男女を問わず、土産を持参したり、生花や人形や美術展で買った絵はがきや、知恵の輪や……、とにかくいろいろなものを持ってくる客が多いのである。
(とうていイケメンとは言い難い?)マスターの名誉のために言っておくが、ここは、コーヒーをはじめとする飲み物、軽食、つまみ……、すべて、すばらしい店である。
では、ごゆっくりと写真を見てください。
写真1
写真2
写真3
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