2011年2月27日日曜日

当世キーワード(20110227)


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NHKラジオ第1 亀井肇さん(新語アナリスト)の「当世キーワード」による。

今回はどの言葉も、YAHOO! JAPAN の辞書【新語探検】にある。しかし、そのままのコピーではなく、今朝の放送によって変更している部分も少なからずある。《…》は、放送では削除された部分、『 』内は言い換えられている部分、【 】内は付記した部分である。

1)御朱印コレクター ライフスタイル-2011年1月26日
神社や寺などに参拝したときの証しとしてもらう「御朱印」を集める『女性』。御朱印はもともと、写経を納めた証しとして寺社が押した印であるが、今では「初穂料」《…》として300円程度を支払うと参拝の証しとして御朱印帳に寺社の名前を直筆で筆書きして、オリジナルの朱印を押してくれるところが多い。寺社の筆書きは《…》【係のお坊さんや】係の人が書くのできわめて達筆で、その墨書きの上に赤い朱印が押されるので、彩りも素晴らしい。各地に旅行したときには必ず寺社に参拝し、そうした御朱印を押してもらう『女性』が増えている。《…》御朱印帳を仲間と見せ合い、自分の行った神社や寺の印象を語り合うことを楽しみにしている人も多い『ようだ』。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~a_ane/gosyuincho/gosyuincho2.html

2)キンコイ ライフスタイル-2011年2月13日
「近距離恋愛」の略。ネットやケータイのなかった時代においては遠くに離れた恋人との恋愛、つまり「エンコイ」(遠距離恋愛)は、恋人を想う心が高まり、会ったときやしばしの別れのときには盛り上がることができたが、ネットやケータイによって瞬時に恋人と繋がることができるようになると、むしろ物理的に近い距離にいる恋愛が見直されるようになっている。会おうと思えばいつでも会えるから、逆に会わないときを設けて、会ったときにより盛り上がるのだ。《…》

3)腹ロール ライフスタイル-2011年2月17日
いわゆる「腹巻き」のこと。これまで腹巻きはオヤジの象徴とされて、ラクダ色の腹巻きは若い男性からは見向きもされなかったが、最近では、【横縞の】ボーダーやドット、千鳥格子の柄から、キャラクターを描いたものまで種類も色も多彩である。《…》カラフルなものなのでTシャツの上に着て重ね着ファッションとしてもおかしくなくなっている。『もともとは』女性用としてさまざまな色やデザインのものが発売されていたが、若い男性たちも「おしゃれな腹巻きをしたい」という声をあげるようになり、メーカー側もその声に応えている。
http://store.shopping.yahoo.co.jp/imic-cosme/a-1967.html

4)スマートテレビ サイエンス&テクノロジー-2011年2月8日
インターネット検索などコンピュータの機能を取り込んだテレビ。『高精能』なテレビ放送とパソコン並みのネットサービスを同時に楽しむことができる。「スマート」には、《…》気のきいた、流行の、洗練された、活発な、などの意味とともに、【自動制御の、とか、あるいは】コンピュータが組み込まれたといった意味もあり、この場合は後者の意味で用いられている。《…》手のひらサイズのリモコンにパソコンのようなキーが並んでいて、検索画面でキーワードを打ち込むと、関連するテレビ番組やウェブページを一覧することができる。テレビ画面を縮小して端に表示しながらメールを打ったり、関連情報を調べたりすることもできる。《…》【数年後には製品化されるといわれている。】

5)合同大学祭 カルチャー&エンタテインメント-2011年1月30日
地方にあるいくつかの大学の学生が【呼びかけに応じて】合同で開催する大学祭。たとえば北海道の札幌にある国立、公立、私立それぞれの大学の学生たちが集まって札幌中心部の大通公園で開いたりするのである。各大学が単独で開催する大学祭とは関係なく、大学当局も関与することはなく、全て学生たちによって運営される。主催の地方大学の学生たちは、東京の大学が開く学園祭(大学祭)の盛況ぶりに刺激され、力を合わせて東京の大学に負けないものにしたい、他の大学の学生たちと交流を深めたい、といったことから始めているという。インターネットでよび掛けることで運営スタッフも集まりやすく、それによって大学の枠を超えたネットワークの構築が容易になったことも普及の一因として挙げられる。複数の大学の学生が集まるため、広報効果に企業の側も注目し、協賛にも乗り気である。地域のイベントとしても定着しつつある。

2011年2月25日金曜日

「てっぱん」の滝沢が鳥取へ

#地元ネタ
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いつものようにテレビで夕刻6時台のローカル番組を見ながら、晩酌を楽しんでいたら、朝ドラ「てっぱん」の滝沢(長田成哉)が、あかり(瀧本美織)の母校、鳥取敬愛高校で生徒たちに話をしているではないか。
ドラマの中ではいつも、ブスッとした役柄を演じているが、スタジオでのインタビューを見ると、なかなかの好青年だ。

来週のドラマでは、滝沢は下宿を出て福岡へ。あかりや同宿の人たちとも別れることになる。あかりは・・・・?

長田成哉さんのブログ→http://www.tristone.co.jp/blog/osada/

2011年2月20日日曜日

当世キーワード(20110220)

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NHKラジオ第1、新語アナリスト、亀井肇さんの当世キーワードより。

今朝の放送の録音を「テープ起こし」して、いつものようにエディタで原稿を作った後で、ウェブ検索したところ、3番目の「遅読」以外の4項目は、亀井さんの「新語探検 」に出ていた。いささか、がっかりした。せっかく原稿をつくったので、1)の項目以外はわたしの作成した原稿のまま載せた。
正確を期したい方は、各項目の後のアドレスをクリックして「新語探検」をご覧ください。

1)草育男子(そういくだんし)-ライフスタイル-2011年2月15日
植物を自分の部屋やベランダで育てることに夢中になっている一人暮らしの男子。ガーデニングをするほどの広い庭があるわけではなく、狭いマンションの自分の机の上や、せいぜいベランダなどにホームセンターの観葉植物売り場で購入してきたいくつかの鉢を並べて、朝起きるとともに水やりを行い、帰ってきても植物の状態を気にかける。植物を育てる「草育」人気の背景には、普段の生活で味わいにくくなっている「生きている」「育てている」実感が植物に接することで得られ、それに癒され、元気づけられている側面がある。つまり、育てている植物を同居人と同じように考えていて、その日毎の成長を見守っているのである。
[ 新語探検 著者:亀井肇 / 提供:JapanKnowledge ]

2)ネコミュニティ
「ネコ」と、共同体を意味する「コミュニティ」との合成語。地域に自然に住みついた猫、つまり地域猫を住民がみんなで育てている地域をそう呼んでいる。地域活性化策の一つとして、そうした地域猫を客集めや住民の交流に役立てようとしているのだ。

東京都台東区と荒川区にまたがる谷中銀座商店街では、猫が集客に貢献している。
商店街の入り口の屋根には猫の彫刻が置かれ、猫雑貨を置く店などが並ぶ商店街を抜けていくと、猫が集まる名所の階段がある。
今では谷中は猫好きの聖地となっていて、行ってみたい、引越ししたいという声が出ているようだ。
糞尿被害といったトラブルも少なくないが、うまくつきあえば、人と地域を結ぶ意外なパワーを猫は秘めているかもしれない。

3)遅読
英語で表現すれば、slow reading.
200~300ページの一冊の本を1~2時間で読んでしまう速読の対極にあるものだ。
速読は読むことに集中するので、読んだ直後ではどのような内容であったか憶えているが、数週間もすると、読んだということは憶えていても、その内容に関しては定かでなくなってしまうことが多い。

それに対して、一冊の本を徹底的に、なめるように、ゆっくりと読むのが遅読ということになる。
作者がなぜこのような文章を、この部分で表現しているのかを、自分なりに考えながら読んでいくのが遅読ということになり、丹念に、丹念に、一つずつの文章について、作者の意図を考え、それについて自分ならばどのように表現するかまで考えながら読んでいく方法である。
一冊の本を数ヶ月かけて、ゆっくりと味わいながら読んでいくことで、量より質へと転換することが呼びかけられている訳だ。

4)どぼじょ
漢字で書くと「土木の女」と書く。つまり、大学の土木系学科で学んでいる女子学生のこと。卒業すると土木業界に就職することになっている。

土木業界は、長い間、「危険・きつい・きたないの3K職場」の一つと言われてきたが、現場にでる女子社員が少しずつ増えてきているようだ。人の命や生活を守るインフラづくりに夢をかけている。
大学の間でも全国土木系女子学生の会が設けられ、総会を開けば100名くらいの女子会員が出席するといわれている。
ゼネコン側も徐々に女性の採用枠を拡げて、人事担当者は、生活者目線として女性の視点は必要であるし、有能な人材に性別は関係ない、といっている。

5)リサイクル買い物券
スーパーなどに設置されている不要品自動回収機にからの飲料容器や古紙を入れると、その量に応じて提供されるポイントやクーポン券がリサイクル買い物券。
ペットボトル回収機に専用カードを入れたあとでペットボトルを投入すると、ポイントがカードに蓄えられる仕組みになっている。
店によって異なるが、ペットボトル200本で100円分のポイントがたまり、その店でそのポイントを使用できる。
一部の店では、交通系のICカードに貯められるようになっているところもあるようだ。

2011年2月19日土曜日

鳥取に関係する二つの番組

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昨日は、NHK総合テレビに二つ、鳥取に関係する番組の話題があった。その一つは朝の連続テレビ小説、「てっぱん」だ。
前回の「ゲゲゲの女房」は、その「亭主」は県内の境港市の出身だった。ところが、今回の主人公のあかりは、尾道で生まれ育ち、今は大阪のおばあちゃんといっしょに暮らしながら〈おのみっちゃん〉というお好み焼き屋をやっている。鳥取とはまったく関係がないが、おおありなのだ。

ヒロインの村上あかり役、瀧本美織さんは鳥取市生まれで、卒業した女子高は我が家から徒歩で10分程度のところにある。
朝日新聞の鳥取版のページに、毎週1回、「みおりの楽しメール」を連載している。
毎朝、若いのにほんとうによくやっていると感心している。

今日取り上げたのは、昨日、このドラマがクランクアップしたからだ。
http://www.47news.jp/CN/201102/CN2011021801000659.html

無論、テレビ上のドラマはまだまだ続く。最終回を迎えるのは、3月26日だ。

いまひとつの番組は、昨夜の8時から放映された
ふるさと発スペシャル・あいたい    
侍の心 ここにあり~藤岡弘、鳥取を歩く~
http://www.nhk.or.jp/tottori/new/110218_0219.html

中国地方だけに放映された番組だったのが残念だったが、いい番組だった。
番組で紹介された場所を藤岡弘が訪れる構成だったが、彼の真摯な姿にも好感がもてた。

とくに感慨を抱いたのは、荒木又右衛門の墓がある玄忠寺であった。
1952(昭和27)年、父の死後3ヶ月、高校3年になったばかりの4月17日の鳥取大火で我が家も焼失し、夜露を凌ぐ場所もなかったとき、近所の人の縁で玄忠寺に避難し、大勢の人たちと本堂に雑魚寝して何日か過ごした(我が家の菩提寺も焼失していた)。
当時の住職が、檀家の子どもでもないわたしに、大学受験をひかえてかわいそうだ、と3畳ばかりの小部屋を我が家のバラックが建つまで貸してくださった。
以来何十年も訪れることもないままになっているが、昨夜のテレビで、荒木又右衛門の遺品などが保存されている有り様などを見て、驚いている。近く、訪れたいと思う。
http://www.mapple.net/spots/G03100031901/photolist.htm

2011年2月18日金曜日

一畳書斎



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去る8日の朝日新聞に次のような記事が載った。

そのひと月前の1月8日には、NHKのラジオ深夜便〈明日へのことば〉で、松浦武四郎記念館の山本命(めい)学芸員が「私が松浦武四郎から学んだこと」と題した話を聞いた。(MDに録音していたのだが、誤って消去してしまった。)
その放送で武四郎が晩年に造った「一畳敷きの書斎」を見せる展覧会が東京で開かれていることも知っていた。上京の機会があれば見に行きたかったが、上記の記事の写真で満足することにした。(この記事を書くためにインターネットで調べたら、昨年、この展覧会を大阪でもやっていたことを知った。)

この偉大な人物を知ったのは前世紀末に出版された佐江衆一『北海道人―松浦武四郎』           →http://gauna.clipp.in/

によってであった。この本の「あとがき」に著者が述べているように小説ではあるが、「北海道」の名付け親ともいうべき武四郎の生涯を知るためには、これ一冊で充分だといってもいい好著だ。
執筆にあたって最も参考としたのは、吉田武三氏の大著『定本松浦武史郎』である。私のこの作品は小説であるが、なるべく虚構を排し、幕末と明治維新の歴史のうねりの中で生きた武四郎の生涯に寄りそう書き方をした。(p.327)
一畳の書斎については、pp.318―320 に書かれている。

この本を読んでから10年余を経て、あらためて松浦武史郎への関心を呼び覚まされたことに感謝しつつ、このブログをアップする。


  


2011年2月13日日曜日

当世キーワード(20110213)


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NHKラジオ第1、新語アナリスト・亀井肇さんの当世キーワードより。


1)カシニワ
千葉県柏市が市内の空き地や林を地域の庭として市民に世話をしてもらうための名称。柏市の「柏(の)庭」と「貸し借り」の「貸し庭」という意味の造語。
空き地や樹木林を貸したいと思う所有者や、借りたいと思う町内会や子ども会、婦人クラブ、NPOなどの市民団体は市の「カシニワ情報バンク」に登録する。
市のホームページにその内容が公開されて、利用法などについて両者の話がまとまれば、市の仲介によって協定が交わされることになる。
菜園とかガーデニング、里山づくりなどのほか、所有者や周辺の理解があれば、バーベキューやキャッチボールをする広場としても使うことができる。
使われていない場所が手入れをせずに荒れ地となり、不法投棄の場所になったりするのを防ぐねらいもあるようだ。
http://www.city.kashiwa.lg.jp/cityhall/sosiki/B_TORY/TORY_KOU/kashiniwa/01.htm

2)ディスクドッジ
ドッチボールのボールの代わりに、ナイロンとウレタンでできた柔らかい素材のディスク、いわゆる円盤を投げ合うゲームのこと。ルールはドッチボールとほとんど変わらず、ディスクをうまく受け取ることができずに手や体に当たった人はコートの外に出ることになっている。
ディスクは柔らかいので当てられても痛くなく、突き指の危険もない。軽いので子どもも簡単に投げることができて、微妙な変化も投げ方によって付けることができる。
体格などによる実力差もつきにくいこともあって、大人と子どもが混じってチームを作って対戦することもできる。
4、5年前から、だれもが安心して楽しむことができるということから、小学校の体育の授業などにも取り入れられる動きが拡大しているようだ。

3)いえ かるて
昨年の5月に発足した社団法人・住宅履歴活用推進協議会が普及への取り組みを始めている住宅診断の履歴が「いえ かるて」と呼ばれている。
住宅所有者が新築した際に、工務店やハウスメーカーから渡された住宅設計図とか施工記録、建築確認書類、住宅性能評価書などを、情報サービス機関などに預ける。
こうすることで、住宅がいつ、どんな材料を使って、どう建てられたのかが書類として残ることになる。そのあとも、点検、修繕、改善の住宅診断やリフォームなどの履歴情報なども蓄積されていくことになる。それらのデータは電子化されて保存されるために、世代を超えて利用することができる。
住宅所有者が変わっても不動産業者を通して購入者に引き継がれていくことになっている。不動産業者はこの書類によって履歴が分かるので、中古物件も自信を持って勧めることができるようだ。

4)朝ラー
朝からラーメンを食べることを略して「朝ラー」というそうだ。
コーヒーとパンとか、ご飯と納豆といった定番の食事ではなくて、朝食でパワーをつけることで、一日を元気よく乗り切ろうということなんですね。
日本で屈指のラーメンどころである福島県の喜多方(きたかた)には、こうした習慣があるといわれている。
ラーメン屋さんは午前7時半には開店してお客を迎えているようだが、東京駅構内でも、朝ラーが進出してきて、午前の7時半から9時45分の限定メニューを提供しているようだ。
http://www.kitakata-kanko.jp/

5)スマートフォン用手袋
手にはめたままスマートフォンを操作することができる手袋。左右の親指と人差し指の先端部分にパネルが反応する繊維が縫い込まれていて、手袋のままスマートフォンを動かすことができるわけ。
これまでスマートフォンを操作するためには、その度に手袋を脱いでから操作しなければならず、面倒であったが、これだと手にはめたままなので便利であると、ヒット商品になっているそうだ。
http://shopping.search.yahoo.co.jp/search?ei=UTF-8&p=%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%B3%E5%AF%BE%E5%BF%9C%E6%89%8B%E8%A2%8B&tab_ex=commerce&view=grid&n=100&slider=0

2011年2月6日日曜日

当世キーワード(20110206)

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NHKラジオ第1、新語アナリスト・亀井肇さんの当世キーワードより。


1)ロールキャベツ系男子
ファッションや雰囲気の外観はキャベツのような穏やかな男子に見えるがその中身はハンバーグのように肉食系の男子を指してそう呼ぶ。
カーディガンやシャツを羽織って足元はスニーカーを履いていて優しそうに見えるので、ついつい女性は草食系だと思って近づくことが多いが、いっしょに酒などを飲んでいるとすぐに肉食系に変身してしまうみたいだ。

2)ツィママ
ツィッターママを略してツィママという。同じ頃に赤ちゃんを産んだ若い母親たちがツィッターでゆるくつながりながら、子育てを楽しむのがツィママ。
140字と短く、ケータイからでもできるツィッターは育児や家事に忙しい母親も気軽に楽しむことができるわけだ。
子育て中の母親はついつい孤立しがちだが、ツィッターを使うことによって、子育てなどについての様々な情報を手に入れることができる。

3)モンスターブーツ
外側が毛皮でおおわれたブーツ。怪獣の脚のように見えることが名前の由来で怪獣ブーツともいわれている。
もこもこした毛皮の中から脚が出ているので脚が細く見えるとか、なんとなく可愛らしいといった理由で若い女性から流行が始まり、昨年の冬のあたりから女性たちの必須アイテムとなっているようだ。
また、手持ちのブーツと組み合わせることで怪獣化することのできる毛皮付きブーツカバーも登場しているようだ。
ブーツの形や値段は→http://shopping.search.yahoo.co.jp/search?ei=UTF-8&p=%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%BC%E3%83%84&tab_ex=commerce&view=grid&n=100&slider=0

4)スクリーンツーリズム
日本を舞台にした中国映画とかテレビに登場してくるロケ地を活用して中国人観光客を誘致する活動をいう。
映画に登場した北海道阿寒では、中国からの観光客が2007年度には約400人だったが、2009年度は約1万人と、2年間で約25倍となった。
これほど中国人観光客が増えた背景には2008年に中国で公開された「フェイチェンウーラオ」という映画――主人公の男性が結婚相手を探すために北海道を旅するラブコメディーのロケ地として阿寒湖などが登場していることにあるようだ。
http://www.okhotsk.org/news/tyuugoku.html

そのほかにも、静岡県などもロケ地を提供して活発に中国人観光客を誘致しているようだが、NHKテレビドラマ「おしん」の舞台となった山形県を訪れる中国人観光客も多いといわれている。

5)ふれあい共想法
亀井さんの新語探検のサイトより引用する。

ふれあい共想法(ふれあいきょうそうほう)-社会-2011年2月4日

心理療法の新しい手法で、昔のことを語り合って脳を活性化する手法を「回想法」というのに対して、現在のことを話して脳を活性化する方法。東京大学人工物工学研究センター准教授の大武美保子が開発している。6人1組で行うことが多く、1人が話す時間と順番が決まっていることが回想法と大きく異なっている。通常は各自持ち時間5分。「説明」と「質疑応答」で計1時間が基本。普通の会話だと話す人と話さない人に分かれがちなので、「みんなが話す」という手法を取り入れた。認知症の人は特に現実の時間についていけなくなる傾向が強いので、共想法で現在の視点を語ることで現実社会に着地させることが目的であるという。会話の時間や順番を決めることで全員のコミュニケーションを促すことを狙っている。参加者各自が写真を持ち寄り、それについて話すという方法をとる。大武は、参加者が事前に写真を準備し、話題を考えるので計画力を養うことにつながると見ている。また、過去の話が苦手な人は現在から入り、現在が苦手な人は過去から入るというような共想法と回想法との組み合わせもできると述べている。
[ 新語探検 著者:亀井肇 / 提供:JapanKnowledge ]


6)星の金貨(りんご)
青森県産業技術センターりんご研究所のサイトを紹介する。
http://homepage3.nifty.com/malus~pumila/appls/hosi_no_kinka/hosi_no_kinka.htm