とにかく、ウェブという新世界のすばらしさと、さらなる発展の方向を理解させてもらったと思っている。英国の詩人、キーツ(John Keats.1795―1821)に、ジョージ・チャプマンの英訳によってホーマーの詩を読んだ歓びを、新世界を眺望する思い、と述べた詩があるのを、思い出した。
むろん、ウェブの世界にも悪はある。わたしが始めた、このブログの世界にしても、「ブログ炎上」という言葉が存在することを承知している。
梅沢は『進化論』のあとがきの中で、常にオプティミズム(楽天主義)を意識してこの本を書いた、と述べている。わたしも、せめてあと10年ほど生きて、「インターネット」「チープ革命」「オープンソース」の三大潮流が相乗効果を起こしながら作り出す「次の10年」をこの目で見たい、と願っている。
平成19年9月2日ウェブ進化論読む。
返信削除同感ですね。次の時代はどんな姿か。