2012年7月19日木曜日

亀井肇さん、ありがとうございました! (2/2回)

亀井肇さんの存在をわたしが知ったのは、1990年代の半ば頃であったろうか?
県立高校を退職後、2年間、市内の私立女子高で2クラスほどの時間講師をやったことがある。
NHKの朝の連続小説「てっぱん」で、村上あかり役をやった瀧本美織さんの出身高だ。もっとも当時はまだ幼稚園児くらいだったであろうが…。

本題に戻ろう。当時、わたしは「寄居虫のつぶやき」というB5版(3段組4ページ、たまに6~8ページ)の月刊個人紙を出していた。その第26号(1996.7.15)に載せた「ああ、ニホン語は、チョベリバだ」という一文の冒頭部分を掲載する。

このタイトルがすぐにお分かりになったあなた、さすがにお若い。「チョベリバ」は、制服のミニスカートにルーズソックスを履いたコギャルたちが使う言葉であって、オジンはもとよりオバギャルやオバギャリアン、若い男性だってコヤジなどと呼ばれているような連中には理解できないのである。先日、女子高の二年生のクラスで、授業を始めてもおしゃべりをやめない生徒が数人いたので、「君たち、いつまでしゃべってるんだ! チョベリバ!」と一喝したら、効果てきめん。「ええッ、先生、どうしてそんな言葉、知ってるんですか」「そんな言葉くらい知ってるさ。君たちがなぜルーズソックスを履いてるか、だって、ちゃんと知ってる」生徒たちは驚愕と尊敬の眼(まなこ)でもって、ぼくを見上げている。しばし、ざわついたあと、静かになり、授業はうまく進行したのである。
どうして寄居虫(ごうな)はかくも「若い」のか。お答えしよう。NHKのPR誌のようなものだが、「ステラ」という週刊誌がある。家人が愛読しているのだが、寄居虫も毎週かならず読むコラムがある。「新語アナリスト」の肩書をもつ亀井肇氏の「昨今TV[笑]辞典」がその一つだ。「チョベリバ」が載ったのは、今年の4・20~4・26号である。かいつまんでご紹介しよう。

引用文に続く文中にも書いているが「チョベリバ」は「超ベリーバッド(very bad)」で、「最悪」という意味なんですネ。

この頃からずいぶん長い間、亀井さんにはいろいろ教えていただいた。今後どうなさるのか分からないが、ご教示いただく機会を持てることを期待している。



2012年7月18日水曜日

亀井肇さん、ありがとうございました! (1/2回)


すでに書いたように、NHKラジオ第1の「土曜あさいちばん」で放送されていた亀井肇さんの[当世キーワード]が4月になった途端に、なくなってしまった。わたしが聞きそびれたのかも知れないが、何の断りもなく、まったく突然に消えてしまった。2~3週間たってもこのことについて何の報道もなかった。

4月になって、各局のアナウンサーが他局に転勤になっても、なんの挨拶もない。番組を視聴して、「あゝ彼は(彼女は)ここに代わったのか」と知るだけだ。
しかし、この番組を担当しているひとり、古谷敏郎アナは引き続き同じ番組に出ているのだから一言あって然るべきではなかったか、と思った。

このブログでも時々紹介したように、亀井さんには、「YAHOO! JAPAN の辞書」のサイト「新語探検」がある。ところが最近このサイトを訪れて、驚いた。
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◇「YAHOO! JAPAN の辞書」のサイト
「新語探検」は7月12日をもって提供を終了いたします。長らくのご利用ありがとうございました。

◇「ジャパンナレッジ (JapanKnowlelge)」
2012年6月26日
「亀井肇の新語探検」サービス終了のお知らせ
「亀井肇の新語探検」(「今日の新語」)は諸般の事情により、2012年7月5日(木)をもちまして、サービスのご提供を終了させていただくこととなりました。
長らくご利用いただき誠にありがとうございました。
ジャパンナレッジでは、今後もコンテンツの拡充とお客様への一層のサービス向上に取り組んでまいりますので、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
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なぜ、このサイトが閉められるのか、分からない。ただ、NHKの番組が消えた理由がこれらの表示の理由と関係があるのかもしれないと、思った。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/doyou/CK20120512

◆Picasa(ピカサ)をインストールしている人は、下の画像にポインターを持って行き、現れた吹き出しをクリック、現れた画像をまたクリックすると、文字が拡大されて、読むことができます。

2012年7月8日日曜日

歩き始めよう


今日、7月8日はわたしの誕生日。78歳になった。誕生日の日付と年齢の数字が偶然同じになった。

それがどうした、と突っ込む人、たわいもないことと冷笑する向きもあろうが、こんな偶然をきっかけにして、ブログを再開しようと思う。

 昨年の11月以来休んでいる。いろいろ弁解するよりも、歩き出すことだ。

自分のペースでぶらぶら歩きをはじめよう。