2011年3月30日水曜日

NHKラジオ第1・明日へのことば


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今朝の放送は、中村明さん(早稲田大学名誉教授)の「豊かな日本語の語感を味わおう」であった。

ブログで紹介しようと思ったら、もうすでに紹介しているブログがあった。
早いなあ、と驚き、簡にして要を得ていると、脱帽。
http://chieko-58.de-blog.jp/blog/2011/03/post_5287.html



2011年3月29日火曜日

東北関東大震災


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東北関東大震災についてウェブで拾っていた海外の報道や、関連記事などの一部を遅ればせながら紹介する。

◇日本人に感動する―大災害起きても略奪はなし/隣国中国は日本の危機をどう伝えたか
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20110313/218966/?rt=nocnt
◇日本人のモラルに世界が驚く
http://news.livedoor.com/article/detail/5410078/
◇Japan Earthquake: before and after
http://www.abc.net.au/news/events/japan-quake-2011/beforeafter.htm
◇日本大震災:「不屈の日本」…米紙称賛
http://mainichi.jp/select/weathernews/20110311/news/20110314k0000m040015000c.html
◇【prayforjapan】世界から届いた日本への祈り
http://matome.naver.jp/odai/2129985372846288901
◇危機的状況の中の希望 村上龍のニューヨーク・タイムズへの寄稿文
http://www.timeout.jp/ja/tokyo/feature/2581/
◇未曾有の災害のときに(内田樹の研究室)
http://blog.tatsuru.com/2011/03/13_1020.php
◇負げねっちゃ日本
https://aspara.asahi.com/blog/newsdrag/entry/bfGXYyJTGA?mid=103669UL

2011年3月27日日曜日

当世キーワード(20110327)


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東日本関東大震災から早くも半月が過ぎてしまった。日々マスコミを通じて知る惨状に心を痛めつつも、為す術も無く、誠に申し訳なく思う。


このブログで続けていた亀井肇さんの「当世キーワード」だが、NHKラジオ第1の放送も、震災報道による番組変更で、2週間放送されなかった。今朝再開されたので取り上げた。(来月からは、毎週土曜日の朝5時45分~に番組変更されるそうだ。)
もう一つ、言い訳がましいことを申せば、最近わたしのコンピュータの動きが極めて緩慢で、絶えずいらいらしている。
過日、こんな本を買ってきた。→http://gauna.clipp.in/
見事、わがPCがキビキビと動き始めたら、ブログもばりばり書くつもりだ(!?)。

1)コスパ世代
「コストパフォーマンス世代」という意味で、『日経流通新聞(日経MJ)』による命名。コストパフォーマンスは「費用対効果」と訳されるが、いわゆるバランス感覚を意味している。価格が高いブランド物よりも、使いやすく着やすいファーストファッションの方を選ぶという感覚を磨いている世代である。この世代の消費の引き金となっているのは「割安感」であり、2010年春以来急増しているクーポン共同購入サイトを牽引していると見られている。ゴルフの体験レッスンや居酒屋、高級ホテル、カーシェアなど多岐にわたって利用している。
また、この世代は時間の使い方にも合理的であり、早朝や昼休みを利用した合コン・婚活に参加する20代が増えている、といわれている。夜に比べて飲食費が安く、早起きなどのメリットもあるからと言われている。また、高い節約意識をもっていてフリーマーケットによく行くようだ。ルームシェアなども抵抗感なく行うことができるようだ。
http://dic.yahoo.co.jp/newword?ref=1&index=2011000151

2)ビヤポン
二人一組でピンポン玉を相手のカップの中に投げ入れて競い合うゲーム。
1950年代にアメリカのダートマス大学で、飲み会のゲームとして生まれた新しいスポーツで、2000年頃から日本でも東京都内のバーなどで広がりつつあるようだ。
専用テーブルをはさんで対戦する二つのチームが、それぞれ水が3分の1ほど入ったカップを10個づつ自分の前に並べ、相手のカップをねらって交互に2球ずつ投げ合う。先に、相手チームのすべてのカップに球を入れた方が勝ちとなる。
当初は、カップにビールを入れておいて、相手が投げたピンポン玉がカップに入ると、そのカップのビールを飲み干すというルールがあったが、次第にそのルールが変わってきているようだ。
日本ビアポン協会が昨年設立されている。
http://www.bpong.jp/bpon/index.html

3)未恋女子(みれんじょし)
いわゆる恋をしていない女性を指している。
大手経済研究所による命名で、彼氏がいない女性で好きな人もいない女性を指している。
この研究所が昨年2月に、23歳から49歳の独身女性757人に対して行った調査によると、70パーセントに当たる525人が彼氏がいないと回答し、そのうちの367人が好きな人もいないと答えている。
こうした未恋女子たちが登場してくる背景には、面倒くさいことを非常に嫌う傾向が若者たちに広がってきていて、彼女たちは恋愛をするというのは面倒くさいことの代表格と考えているようだ。
合コンなどに出て、男性とワイワイと騒ぎ合うこと自体が煩わしいと考えているようだが、合コンに出るよりも、現在の仕事の方に魅力を感じているので、結婚などのライフ・イベントは、できるだけ先にのばしてもよい、と考えるようになっているのかもしれない。
http://dic.yahoo.co.jp/newword?ref=1&index=2011000156

4)ツイッター採用
就職試験にツイッターを利用して採用を決めるシステム。
新しく起業して知名度の低いベンチャー企業の場合、大手企業のように黙っていても就職希望の学生が集まるわけではない。新しい採用方法を行うことによって、より自分の企業に向いた学生を集める必要があって、その手段にツイッターを用いているわけだ。
ベンチャー企業の社長が自分自身のツイッターで「新卒採用はツイッター経由でのみ募集」「10名以上のフォロワー(フォロアーとはその人物のツイッターを読んでいる人を指して言うのだが)がいる方を対象に社内見学と若手懇談を開催」と書いて学生たちに呼びかけている。
フォロアーが10人以上いる学生はそれなりに社交能力に優れていて、IT 企業にも関心が高い、という考え方に基づいたと言っている。今後こうしたツイッターを使った採用が増えるだろうと予測されている。
http://dic.yahoo.co.jp/newword?ref=1&p=%E3%83%84%E3%82%A4%E3%83%83%E3%82%BF%E3%83%BC%E6%8E%A1%E7%94%A8&index=2011000159

2011年3月6日日曜日

当世キーワード(20110306)

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NHKラジオ第1 亀井肇さん(新語アナリスト)の「当世キーワード」による。

1)グランクラス
東北新幹線で今月5日から運転開始された〈はやぶさ〉に連結されている特別車輌で、グランは仏語で「大きな」を表し、それと英語の「クラス」による造語。
1編成に1車輌がつけられていて、座席数は18席。本革の広々としたシートが並んでいる。座席には読書灯のほか、電動リクライニング機構、モバイルコンセント、フットレストなどがついている。
沿線の食材を使った弁当とビールやワインなど、アルコール飲料の無料サービスもある。
料金は東京―新青森で26,360円でグリーン車よりも5千円高くなっている。
専任アテンダントが1人ずつ配置されていて、お客さんの注文に、飛行機やホテルのような細やかなサービスで応じているようだ。
http://www.granclass.jp/


2)フープバトル
フラフープをぶつけ合って勝敗を決めるたたかいをいう。
50年ほど前に登場し、一時は子どもたちを熱狂の渦に巻き込んだフラフープが再び脚光をあびるようになってきた。3、4年前からアメリカ西海岸発の美容エクササイズがとりあげられて、日本でも若い女性たちに愛好家が増えているわけだが、それを小学生たちがゲームにしている。
四角いコートの中で、対戦する二人がフラフープを回しながら、ぶつけ合い、落とさなかった方が勝ちとなる。

3)カタリバ
高校生が自分を見つめるきっかけを作ることができる授業を提供するNPO法人の名称が「カタリバ」。
今から10年前に、当時の慶応大学の学生だった二人の女性が「高校生の頃に自分自身と向き合う機会があれば、将来、何をしたいか、ということも分かるだろう」と設立したもの。
少し年上の先輩と対話することによって、自分を見つめ直し、将来に対する夢を持ってもらおう、という趣旨だ。
メンバーの大学生と一緒に高校に出かけていって、数人ずつが車座となり、大学生は輪の中心となって、自分の失恋体験とか、失敗談、将来の夢などを語りかける。
最初のうちは、高校もあまり歓迎していなかったが、試行錯誤を続けるうちに、授業を受けたいと希望する高校が次第に広がってきたといわれている。

4)海外赴任拒否世代
企業に入社して数年たって海外支店への勤務を命令されたときに、それを断る世代がそういわれている。はっきりと〇〇年以降といった明確な区切りがあるわけではないが、30歳ていどから下の年齢の者に多い。
海外に行くと、治安や生活環境が不安、あるいは出世に不利になりそう、といった理由で、海外赴任の打診に対して、それを断るわけだ。
かつての野心に溢れた者たちは、海外支店への赴任を打診されたときには、喜んでそれを受け入れていたが、若い世代の者たちは、未知の舞台への挑戦よりも、勝手の分かっている国内で不自由なく暮らしたい、という安定志向を示しているようだ。
この世代は、休日などに仲間と集まるのが何よりも楽しみで、仕事よりも友人が大切とハッキリと言い切るのが特徴となっているようだ。


5)釣りガール
昨年登場してきた「山ガール」の海版が「釣りガール」だ。
興味はあるが、これまで一度も釣りをしたことのない女性たちが経験者に連れられて、釣り船などに乗って釣りに行く状態を指している。
東京湾遊漁船業協同組合では、女性のための海釣りビギナー教室を年10回くらい開いているが、参加者は魚が食いついた瞬間に、手がビビッとなることが一番の妙味と述べている。釣った魚はウロコを取り、切り身にして持ち帰ることができる。